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2025-05-15 16:01:00

レーベル病 鍼灸治療の症例 50代男性

都内在住/50代男性/病名:レーベル病

ご来院の約3~4カ月前に突然発症し、その後急速に視力・視野ともに低下。
大学病院で遺伝子検査の結果、レーベル病と診断されましたが、明確な治療法はなく、現在も経過観察のみという状況でした。

唯一、可能性があるとされたイデベノン治療も試されましたが、残念ながら十分な効果は見られませんでした。

そのような中、当院を知り、「少しでも良くなれば」という強い想いをもってご来院くださいました。
初めてのご来院時は、同伴者がいなければ通院が困難な状態で、通い慣れた場所以外は一人で歩くのも難しい状況でした。

通常、レーベル病は20〜30代での発症例が多く、回復の見込みがあるタイプも存在しますが、50代での発症は重症化しやすいとされています。

 

その中でも、鍼灸に希望を託し、難病鍼灸に実績のある当院を選んでくださったことに、私たちも強い責任を持って施術に取り組んでおります。

初診からしばらくは、視力や視野などの眼科的な症状を中心に施術していましたが、
心身のバランスを整えるために、自律神経への治療もあわせて行うことにしました。

眼の治療には、これまで通り
後頚部(うなじ周辺)や目のまわりへのやさしい鍼を、
自律神経には、お腹・背中・手足への施術を加えて対応していきました。

この頃は、視覚的な状態が「底」といわれる時期で、
患者さんも「どんどん色が薄れていく感じがする」と、心理的な不安を強く感じていたそうです。

しかし、それから3カ月が経過した頃、視覚にわずかな改善の兆しが見られるようになり、
医師からも「回復期に入ったと思われる」と言われるようになりました。

さらにその後の2カ月間では、光の明るさを感じたり、輪郭が少し見えるようになったとのこと。
施術の積み重ねが、ゆっくりと身体に変化をもたらしていきました。

症状の改善とともに、仕事にも前向きな変化が現れました。
レーベル病を発症してからは控えていた接客業務にも復帰され、
「できない」と感じていたことに再び挑戦する気持ちが持てるようになったそうです。

また、服用していたお薬もやめることができたとのことで、
精神的にも大きく前向きになられているのが伝わってきました。

 

現在も引き続き、さらなる回復を目指して施術を継続中です。

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監修者:鍼灸師 キム・ファヨン先生

【得意な治療】
難病全分野、特に突発性難聴・顔面神経痛・顔面神経麻痺・腎疾患・パーキンソン病

西洋医学では対応が難しい難病が得意です。
各種症状でお悩みの方、早めに一度ご来院ください。

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