コラム
IgG4関連疾患でお悩みの方へ
鍼灸で“体の内側から”整えるという選択肢
■ IgG4関連疾患とは?
IgG4関連疾患(IgG4-RD)とは、血液中のIgG4という免疫グロブリン(抗体)が異常に増え、全身のさまざまな臓器に炎症や腫れ、線維化を引き起こす自己免疫性疾患です。
症状は部位によって異なりますが、以下のような例がよく見られます:
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涙腺や唾液腺の腫れ(ミクリッツ病)
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膵臓の炎症(自己免疫性膵炎)
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腎臓・肺・甲状腺などへの炎症
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倦怠感・微熱・体重減少などの全身症状
原因はまだ完全には解明されていませんが、免疫の暴走や慢性炎症が深く関わっていると考えられています。
■ 現在の主な治療法と課題
IgG4関連疾患の治療としては、一般的に以下のような方法が取られます:
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ステロイド薬(プレドニゾロンなど)による免疫抑制
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免疫抑制剤(リツキシマブなど)の投与
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定期的な血液検査・画像診断での経過観察
これらは一定の効果が期待できますが、副作用のリスク(高血糖、骨粗しょう症、感染症のリスクなど)や再発しやすい体質への不安から、薬に頼りすぎず自然な方法を併用したいという声も多く聞かれます。
■ 鍼灸治療がIgG4関連疾患に適している理由
鍼灸は、東洋医学の考え方をベースに「気・血・水」の巡りを整え、自己治癒力や免疫バランスを高める治療法です。
IgG4関連疾患のような自己免疫性疾患に対しても、以下のような観点から効果が期待されています:
・過剰な免疫反応を整え、炎症の鎮静を図る
・副腎・自律神経のバランスを整え、ステロイド依存を軽減へ
・疲労感やだるさなどの全身症状の緩和
・再発しにくい、整った体質への改善サポート
当院では、内臓への反応点(ツボ)や、経絡の流れを見ながら全身的なアプローチを行います。
体調・体質・服薬状況に応じて刺激の強さも調整するため、体に優しく無理なく続けられる治療法です。
■ 当院での症例と対応実績
中医中國鍼灸治療院では、IgG4関連疾患に関する以下のようなご相談を受けてきました:
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唾液腺の腫れや違和感が慢性的に続く
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ステロイド治療を続けているが、副作用がつらい
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疲労感・むくみ・不眠など、生活の質の低下を感じている
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症状は落ち着いているが、再発が怖い
東洋医学では、IgG4関連疾患は「脾(ひ)・肺・腎」の働きが乱れやすい状態と捉え、免疫力を抑えるのではなく“整える”ことを目指します。
施術を受けられた方からは、「身体が軽くなった」「炎症の再発が減った」「服薬量が安定してきた」などのお声もいただいています。
■ ご自身の自然治癒力を信じてみませんか?
IgG4関連疾患は、治療が長期にわたることが多い病気です。
だからこそ、身体の土台を整えながら、無理のない方法で向き合うことがとても大切です。
鍼灸は「治す」ではなく、「整える」治療です。
薬と併用しながらでも、今の体調を少しでも楽にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたに合った、やさしいアプローチをご提案いたします。
リンパ管腫でお悩みの方へ
鍼灸という“自然な治療法”をご存じですか?
■ リンパ管腫とは?
リンパ管腫は、リンパ管の奇形によってできる良性の腫瘍で、生まれつき存在するケースが多く、小児期に発見されることもあります。
顔や首、脇の下などに柔らかく腫れたような袋状のしこりができるのが特徴です。
近年では大人になってからの後天的なリンパの滞りや慢性的なむくみに関連するトラブルとしても注目されています。
■ 一般的な治療とその課題
西洋医学では、リンパ管腫に対しては以下のような処置が行われます:
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手術による摘出
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注射(硬化療法)で縮小を図る
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経過観察
ただし、再発しやすい・皮膚のダメージが残るなどのリスクもあるため、「なるべく自然な方法で改善できないか」とお考えの方も多くいらっしゃいます。
■ 鍼灸がリンパ管腫にアプローチできる理由
鍼灸治療は、東洋医学の視点から「気・血・水の流れの滞り」を整えることで、体の内側から症状の緩和を目指します。
リンパ管腫やリンパのトラブルに対しては、以下の効果が期待できます:
✅ リンパの流れを促進し、腫れやむくみをやわらげる
✅ 自律神経のバランスを整え、体内の循環を正常化する
✅ 免疫力や自然治癒力を高め、再発しにくい体質へ導く
✅ 外科的処置に抵抗がある方への“負担の少ない選択肢”となる
実際に、顔・首・肩・背中などリンパの流れに関わるツボを用いた施術で、「しこりがやわらかくなってきた」「腫れが引いた」「だるさが減った」とのお声をいただくこともあります。
■ 当院の症例・実績
中医中國鍼灸治療院では、リンパの腫れやリンパ管腫に悩む方の施術経験が多数あります。
再発防止を視野に入れた「体質改善」と「局所への丁寧な施術」の両面から、根本的な改善を目指しています。
お子様のリンパ管腫にも対応可能です(刺激量を調整しますのでご安心ください)。
■ お悩みの方は、お気軽にご相談ください
「手術しかないと言われた」
「でも再発や傷跡が心配…」
「自然な治療法を探している」
そんな方にこそ、鍼灸というやさしい選択肢を知っていただきたいと思っています。
症状の程度や体質に合わせた施術を行い、無理なく体の内側から整えていきます。
気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体に合った最適なケアをご提案いたします。
こんなお悩み、抱えていませんか?
「脳の疲れが取れない」
「自律神経の乱れを感じる」
「慢性的な首・肩こり」
「眠りが浅く、朝がつらい」
「年齢とともに感じる不調やエイジング」
なんとなく不調が続いているのに、忙しさにまぎれて我慢していませんか?
その疲れや不調、「年齢のせい」とあきらめる前に
心と身体を整える時間を、少しだけご自身のために。
私たち難病鍼灸治療院では、心と身体の変化に寄り添いながら、
根本から整える鍼灸治療をご提案しています。
がんばる毎日に、深呼吸できる時間を。
あなた本来の健やかさを取り戻すお手伝いをいたします。
構音障害でお悩みの方へ
鍼灸治療で「伝わる声」を取り戻す
■ 構音障害とは?
構音障害とは、「うまく発音できない」「話していて舌がもつれる」「言葉が相手に伝わらない」といった発音のトラブルです。
特に以下のような症状でお悩みの方が多くいらっしゃいます:
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ろれつが回らない
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舌や唇がうまく動かない
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発音が不明瞭で伝わりづらい
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話すことに自信が持てなくなった
■ 構音障害の原因はさまざま
構音障害は、脳梗塞・脳出血などの後遺症、神経系の異常、ストレスや過緊張などが原因で起こることがあります。
特に40代以降は、加齢や疲労の蓄積、慢性的な自律神経の乱れがきっかけになることも少なくありません。
■ 構音障害に鍼灸治療が最適な理由
鍼灸では、構音に関わる筋肉・神経・血流のバランスを整えることで、発音の動きをスムーズにすることを目指します。
特に注目されるのが以下の効果です:
✅ 顔・口周りの筋肉の緊張をやわらげる
✅ 舌・喉・顎などの動きをコントロールする神経の流れを整える
✅ 頭部や首の血流を促進し、脳への刺激と回復を助ける
✅ ストレスや緊張による言葉の詰まりの緩和
■ 当院での構音障害への鍼灸施術例
当院では、構音障害でお悩みの方が多く来院されています。
特に脳卒中後の発音障害、年齢とともに悪化したろれつの回りにくさ、緊張で言葉が出にくい方に好評をいただいております。
一人ひとりの症状に合わせ、顔・首・頭・手足など、全身のバランスを整える施術を行っています。
■ 「話すこと」に不安を感じたら、お早めにご相談を
構音障害は、我慢していても自然に改善することは難しいことが多いです。
大切なのは、早期に適切なケアを受けること。
鍼灸は副作用もなく、体にやさしく働きかけてくれる治療法です。
「薬には頼りたくない」
「少しでも自然に話せるようになりたい」
そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
耳鳴り・めまい(メニエール病)/40代女性の患者様
◆ご来院の経緯
4月中旬ごろから「耳の詰まり感」が出始め、その後、症状が軽くなったタイミングでメニエール病を発症されました。
耳の詰まり感は次第に「圧迫感」に変化し、ぐるぐると回るようなめまいが続く状態となり、当院へご相談にいらっしゃいました。
◆1回目の施術
問診と触診を丁寧に行ったところ、耳の圧迫感・めまい・背中の痛みに共通する首や肩の過緊張(こり)が見つかりました。
原因と考えられる手・ふくらはぎ・足先の筋肉の緊張に鍼を行い、初回施術を終了しました。
◆2回目の施術(初回から1週間後)
「施術後はしばらく調子が良かった」とのことでしたが、数日前から再び耳に音が響くような感じが出たためご来院。
初回と同様の内容で施術を行い、終了しました。
◆経過と結果
その後、ご本人から「耳の症状もめまいも完全に出なくなった」とのご連絡をいただきました。
発症からある程度の期間が経過していたため心配していましたが、非常に早い回復スピードで安定。
特に、手やふくらはぎの過緊張が緩む反応が早かったことが、早期改善につながったと考えられます。
◆院長コメント
日常生活のクセやストレスで生まれる筋肉の過緊張は、改善に時間がかかることもあります。
しかし、この方のように適切なタイミングで、身体の状態に合った施術を受けることで、短期間でも症状が安定するケースがあります。
その他の対象疾患
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眼科系
- VDT症候群
- アレルギー結膜炎
- シェーグレン症候群
- ドライアイ
- バセドウ病眼症
- ぶどう膜炎
- ポスナーシュロスマン症候群
- ホルネル症候群
- レーベル病
- 遠視
- 黄斑ジストロフィ
- 黄斑変性
- 黄班円孔
- 加齢黄斑変性
- 外傷性散瞳
- 外転神経麻痺
- 角膜ヘルペス
- 角膜炎
- 角膜潰瘍
- 角膜内皮障害
- 滑車神経麻痺
- 眼球振盪(眼振)
- 眼球突出症
- 眼筋ミオパチー
- 眼精疲労
- 眼痛
- 眼底出血
- 眼瞼下垂症
- 球後視神経炎
- 逆まつげ
- 強膜炎
- 近視
- 結膜弛緩症
- 原田病
- 交感性眼炎
- 光視症
- 蚕食性角膜潰瘍
- 視神経萎縮
- 視神経炎
- 視神経症
- 斜視
- 弱視
- 硝子体出血
- 硝子体剥離
- 色覚異常
- 増殖性硝子体網膜
- 中心性漿液性網脈絡膜症
- 糖尿病網膜症
- 虹彩毛様体炎
- 白内障
- 飛蚊症
- 複視
- 未熟児網膜症
- 網膜色素変性症
- 網膜静脈閉塞
- 網膜前黄斑線維症
- 網膜剥離
- 乱視
- 緑内障
- 歪視症
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神経・精神系
- アルツハイマー病
- うつ病
- オリーブ橋小脳萎縮症
- くも膜下出血
- ジスキネジア
- ジストニア
- シャイドレーガー
- しゃっくり
- トロサハント症候群
- ナルコレプシー
- パーキンソン病
- パーキンソン症候群
- バーンアウト症候群
- パニック症候群
- ハンチントン病
- ハント症候群
- フリードライヒ
- ベル麻痺
- マシャド・ジョセフ病
- むずむず脚症候群
- メージュ症候群
- めまい(眩暈)
- モヤモヤ病
- 運動ニューロン病
- 延髄梗塞
- 下垂足
- 過食症
- 過食嘔吐
- 過敏性腸症候群
- 過眠症
- 眼瞼痙攣
- 顔面神経麻痺
- 顔面痛
- 記憶障害
- 起立性調節障害
- 起立性低血圧
- 球脊髄性筋萎縮症
- 拒食症
- 強迫性障害
- 恐怖症
- 胸髄損傷
- 筋ジストロフィー
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 緊張性頭痛
- 群発頭痛
- 潔癖症
- 幻聴
- 減圧症
- 後頭神経痛
- 腰髄損傷
- 坐骨神経痛
- 三叉神経痛
- 視床出血後遺症
- 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症
- 自律神経失調症
- 失語症
- 社会不安障害
- 重症筋無力症
- 小脳梗塞
- 小脳失調症
- 心身症
- 振戦
- 神経痛
- 神経麻痺
- 進行性核上性麻痺
- 水頭症
- 脊髄空洞症
- 脊髄梗塞
- 脊髄小脳変性症
- 脊髄性筋萎縮症
- 脊髄損傷
- 摂食障害
- 舌咽神経痛
- 線条体黒質変性症
- 前脊髄動脈症候群
- 双極性障害
- 多系統萎縮症
- 多発神経炎
- 多発性硬化症
- 体位性頻脈症候群
- 大脳皮質基底核変性
- 遅発ジスキネジア
- 統合失調症
- 頭痛
- 動眼神経麻痺
- 認知症(痴呆)
- 脳幹梗塞
- 脳幹出血
- 脳梗塞
- 脳梗塞後遺症
- 脳腫瘍
- 脳出血後遺症
- 脳脊髄液減少症
- 脳卒中後遺症
- 脳動脈解離
- 馬尾神経損傷
- 排尿障害
- 排便障害
- 反回神経麻痺
- 不随意運動
- 不眠症
- 片側顔面痙攣
- 片頭痛
- 片麻痺
- 本態性振戦
- 末梢神経障害
- 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
- 慢性疼痛
- 肋間神経痛
- 橈骨神経麻痺
- 痙性斜頸
- 痙攣性発声障害
- 癲癇
- 腓骨神経麻痺
- 頸髄損傷
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整形外科系
- アキレス腱炎
- アキレス腱滑液包炎
- イップス
- ぎっくり腰
- すべり症
- ばね指
- ペルテス病
- リウマチ
- 乾癬性関節炎
- 関節炎
- 強直性脊椎炎
- 狭窄性腱鞘炎
- 胸郭出口症候群
- 頚椎間板ヘルニア
- 月状骨軟化症
- 肩こり
- 五十肩
- 後縦靭帯骨化症
- 広範腰脊柱管狭窄
- 腰椎間板ヘルニア
- 腰痛
- 骨粗鬆症
- 骨端症(骨端炎)
- 骨軟化症
- 尺骨神経麻痺
- 手根管症候群
- 手足の痛み
- 周期性四肢麻痺
- 書痙
- 寝違え
- 脊柱管狭窄症
- 脊柱側彎症
- 脊椎過敏症
- 脊椎分離症
- 線維筋痛症候群
- 足根管症候群
- 特発性ジストニア
- 背中の痛み
- 膝痛
- 肘部管症候群
- 変形性腰椎症
- 変形性膝関節症
- 変形性頸椎症
- 梨状筋症候群
- 腱鞘炎
- 頸肩腕症候群
- 頸部脊柱管狭窄症