パーキンソン病

パーキンソン病によるふるえ、筋肉のこわばり、動きにくさなどのお悩みについてご相談いただけます。
局所だけでなく全身の状態を確認しながら、日常生活を少しでも過ごしやすくすることを大切に施術を行っています。
パーキンソン病

パーキンソン病とは?

パーキンソン病は、脳の中でドーパミンという物質をつくる神経細胞が少しずつ減っていくことで、体の動きに影響があらわれる病気です。ドーパミンは、体をスムーズに動かすための指令を伝える役割を担っており、これが不足すると、ふるえや動きにくさといった症状が生じます。

50〜60歳以降に発症することが多いとされますが、より若い年代で発症することもあります。ゆっくりと進行する経過をたどるため、長期にわたって症状とつきあっていくことになります。国の指定難病のひとつで、治療は医療機関での継続的な管理が基本となります。

このページは、次のような方に向けて書いています。

・診断を受けて治療中だが、体のこわばりや動かしにくさがつらい
・薬を飲んでいるが、日によって調子に波がある
・便秘や睡眠、肩こりなど、体の不調も一緒に気になっている
・リハビリに加えて、体を動かしやすくするケアを探している
・病院の治療と並行してできることを探している

※パーキンソン病の診断・薬の調整は、必ず主治医のもとで行ってください。当院は病院での治療を補完する立場でご相談を承っています。

 

パーキンソン病の症状

運動に関わる症状(運動症状)と、それ以外の症状(非運動症状)があります。

運動症状

ふるえ(振戦):じっとしている時に、手や足がふるえることがあります。

筋のこわばり(固縮):筋肉がかたくなり、関節の動きがぎこちなくなります。

動作が遅くなる(無動・寡動):動き出しにくい、細かい動作に時間がかかる、表情が乏しくなる(仮面様顔貌)。

姿勢・歩行の変化:前かがみの姿勢、小刻みな歩き、歩き出しの一歩が出にくい、バランスがとりにくい。

非運動症状

便秘、頻尿、睡眠の乱れ、立ちくらみ、疲れやすさ、気分の落ち込み、においを感じにくいなど、運動以外の不調をともなうこともあります。

来院時によくあるご相談
ふるえやこわばり、動きにくさに加えて、便秘、睡眠の乱れ、歩き始めの不安、表情のこわばり、肩や首のこりなどについてご相談いただくこともあります。日常生活で気になっていることも含めて、お身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。

 

パーキンソン病と西洋医学

診断

問診や神経学的な診察を中心に、症状の経過や、必要に応じた画像検査などをふまえて診断されます。

主な治療

不足するドーパミンを補う薬(レボドパなど)やドパミン受容体を刺激する薬による薬物療法が中心です。症状や進行の程度に応じて、リハビリテーション、生活指導、場合により脳深部刺激療法(DBS)などが検討されます。

薬の効き方には日内変動(オン・オフ現象)がみられることもあり、主治医による薬の調整が重要です。当院は病院での治療と対立するものではなく、それを補う選択肢として鍼灸をご提案しています。

 

パーキンソン病の鍼灸治療

パーキンソン病は、薬による治療を続けながら、長い経過とつきあっていく病気です。「薬は飲んでいるが、こわばりや動かしにくさがつらい」「便秘や睡眠、肩こりなど、体の不調も重なっている」と、日々の生活のしづらさに悩まれる方は少なくありません。

鍼灸は、パーキンソン病そのものを治したり、進行を止めたりするものではありません。当院では、筋肉のこわばりや血流、自律神経の状態、睡眠、便通といった全身のコンディションを整えることを通じて、日常生活を少しでも過ごしやすくすることを目的としたケアとして、鍼灸をご提案しています。

体のこわばりや動かしにくさ、それにともなう肩や首のこり、便秘、眠りの浅さなど、複数の不調が重なっている方も多くいらっしゃいます。症状だけを切り離さず、全身の状態を確認しながら、無理のない範囲で施術を行っています。医療機関での治療・リハビリと並行してご相談いただけます。

 

当院での相談・施術の流れ

1. 初回のヒアリング

いつ頃から、どんな症状があるか。診断の内容、服薬状況、薬の効き方の波。あわせて、便通、睡眠、肩こり、気分、日常生活での困りごとをうかがいます。

2. お身体の状態の確認と施術方針のご説明

筋肉のこわばりや全身の状態を確認したうえで、施術の方針と通院の目安をご説明します。ご本人の負担が少ない体勢で施術します。

3. 通院のペース

症状や生活状況によって異なります。無理のない範囲で、継続しやすいペースをご提案します。

4. 期待される効果について

症状の程度や進行の状況によって、変化のあらわれ方は異なります。改善や進行の抑制を保証するものではありません。数回受けても変化が感じられない場合は、その旨を率直にお伝えします。

 

よくあるご質問

Q. パーキンソン病の相談はできますか?
A. はい、手のふるえやこわばり、動きにくさ、それにともなう体の不調についてご相談いただけます。診断や薬の調整は主治医のもとで続けてください。

Q. 病院で治療中でも通えますか?
A. はい、医療機関での治療・リハビリと並行してご相談いただけます。服薬状況をうかがったうえで対応します。

Q. 通院の目安はありますか?
A. 症状や生活状況により異なります。初回に状態を確認しながら、無理のないペースをご案内します。

Q. 体を動かすのがつらいのですが、施術を受けられますか?
A. はい。ご本人の負担が少ない体勢で、無理のない範囲で施術を行います。まずはご相談ください。

Q. 便秘や睡眠の悩みも相談できますか?
A. はい。パーキンソン病にともないやすい体の不調も含めて、全身の状態を確認しながら対応します。

 

お気軽にご相談ください

当院では、ふるえやこわばり、動きにくさなどのお悩みについて、お身体全体の状態を確認しながら施術内容をご提案しています。
医療機関での治療と並行してご相談いただくことも可能です。
日常生活での不安やつらさを少しでも軽くできるよう、無理のない形で施術を行っています。
気になる症状が続いている方は、まずはご相談ください。

▶ このような方は一度ご相談ください

薬を飲んでもこわばりや動かしにくさがつらい/便秘や睡眠など体の不調も重なっている/リハビリに加えてできることを探している/病院と並行してケアを受けたい

※診断・薬の調整は主治医のもとで行ってください。

 

ふるえ・動きにくさ・関連する症状のページ

ふるえ・不随意運動が気になる方へ本態性振戦振戦パーキンソン症候群不随意運動

歩行・バランスが気になる方へ脊髄小脳変性症多系統萎縮症進行性核上性麻痺

体の不調が重なっている方へ自律神経失調症便秘不眠症肩こり

 

本ページの参考情報について

本ページのうち、パーキンソン病の症状・診断・治療に関する一般的な医学情報は、以下の公的機関・医学会等の情報を参考に作成しています。鍼灸に関する記述は当院の考え方によるものであり、出典に基づくものではありません。診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください。

難病情報センター「パーキンソン病」

一般社団法人 日本神経学会

MSDマニュアル家庭版「パーキンソン病」

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監修者:鍼灸師 キム・ファヨン先生
監修者 鍼灸師 キム・ファヨン先生

【得意な治療】
難病全分野、特に突発性難聴・顔面神経痛・顔面神経麻痺・腎疾患・パーキンソン病

西洋医学では対応が難しい難病が得意です。
各種症状でお悩みの方、早めに一度ご来院ください。

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