体位性頻脈症候群

体位性頻脈症候群

体位性頻脈症候群とは?

体位性頻脈症候群(Postural Orthostatic Tachycardia Syndrome:POTS)は、体位変化に伴って心拍数が異常に上昇する自律神経障害の一種です。立位時や長時間の立ち上がり後に、心拍数が急速に増加し、めまいやふらつき、息切れ、倦怠感などの症状が現れます。この症候群は、身体的な活動や日常生活に支障をきたすことがあります。

 

体位性頻脈症候群の症状

● 立ち上がると急激な心拍数の上昇

● めまいやふらつき

● ふるえや不安感

● 息切れや呼吸困難

● 集中力の低下や頭痛

● 倦怠感や筋肉の疲労感

● ひどい場合は失神することも

 

体位性頻脈症候群と西洋医学

体位性頻脈症候群の原因は複雑で、主に自律神経系の調節機能の障害に関連しています。血圧調節の異常や交感神経と副交感神経のバランスの崩れが症状の発現に関与します。診断には、特定の基準に基づく身体検査や心臓検査、血液検査などが行われます。治療には、生活様式の改善、薬物療法、運動療法、体位変換法などが用いられます。

 

体位性頻脈症候群の鍼灸治療

鍼灸治療は、体位性頻脈症候群の症状の緩和や心拍数の安定化に効果が期待されます。特に自律神経系の調節機能を整えるための治療が重要です。鍼や灸を用いて交感神経と副交感神経のバランスを調整し、血圧や心拍数の安定化を図ります。また、ストレスや不安の緩和、睡眠の改善なども鍼灸治療の目標となります。

 

お気軽にご相談ください

当院では、体位性頻脈症候群の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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