上腕骨外上顆炎

上腕骨外上顆炎

上腕骨外上顆炎とは?

上腕骨外上顆炎は、上腕骨の外側に位置する上顆(じょうか)部分の炎症を指します。一般的には、肘関節の外側に痛みや腫れが生じ、肘の曲げ伸ばしや前腕の回旋などの動作が制限されることがあります。この疾患は、テニス肘としても知られており、特にテニスなどのスポーツで繰り返し腕を使うことが多い人によく見られますが、スポーツ以外の日常生活でも発症することがあります。

 

上腕骨外上顆炎の症状

● 肘の外側に痛みや圧痛が生じる

● 肘を曲げ伸ばしする際の痛み

● 前腕の回旋や手首の屈曲などの動作が痛みを引き起こす

● 肘周囲の腫れや熱感

● 活動や運動時の肘の弱さや不安定感

 

上腕骨外上顆炎と西洋医学

上腕骨外上顆炎の診断は、主に症状や身体検査に基づいて行われます。疾患の程度や進行具合によって、保存的治療や手術的治療が選択されることがあります。保存的治療では、安静や氷や湿布の利用、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用、物理療法やリハビリテーションが行われます。手術的治療は、保存的治療が効果がない場合や症状が慢性化した場合に考慮されます。

 

上腕骨外上顆炎の鍼灸治療

鍼灸治療は、上腕骨外上顆炎の痛みや炎症の緩和に役立ちます。鍼は痛みやこわばりを緩和し、血行を促進して炎症を軽減します。灸は筋肉の緊張を緩和し、局所的な血行を改善します。また、鍼灸治療は痛みや運動制限の緩和だけでなく、筋力の改善や関節の柔軟性の向上にも効果があります。

 

お気軽にご相談ください

当院では、上腕骨外上顆炎の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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