強直性脊椎炎とは？

強直性脊椎炎は、脊椎の炎症性関節疾患の一種であり、免疫系の異常によって引き起こされます。主に脊椎の末梢関節、すなわち腰椎や仙腸関節に炎症が生じ、その結果、脊椎が徐々に固定されていきます。この疾患は進行性であり、関節の破壊や脊椎の変形をもたらし、患者の生活に大きな影響を与えることがあります。強直性脊椎炎は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの他の自己免疫疾患と密接な関連があります。

強直性脊椎炎の症状

● 腰や臀部の慢性的な炎症や痛み

● 朝起きたときの脊椎のこわばりや動きの制限

● 夜間や安静時の痛みの増悪

● 脊椎の硬直や曲がり

● 疲労感や全身の不調

強直性脊椎炎と西洋医学

強直性脊椎炎の診断には、症状の詳細な問診、身体検査、X線検査、MRIなどの画像検査が行われます。治療には、抗炎症薬、疼痛薬、生物学的製剤、免疫抑制剤などの薬物療法が一般的に用いられます。また、理学療法や運動療法も重要です。手術は関節の破壊や脊椎の変形が進行した場合に検討されることがあります。

強直性脊椎炎の鍼灸治療

強直性脊椎炎の鍼灸治療は、症状の緩和や生活機能の改善を目指します。鍼や灸を用いて、炎症や痛みを和らげる効果が期待されます。また、鍼灸治療は筋肉の緊張を緩和し、脊椎の可動域を広げることで姿勢や動作の改善にも役立ちます。

お気軽にご相談ください

当院では、強直性脊椎炎の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。