野球肩

野球肩

野球肩とは?

野球肩は、投球動作の反復によって引き起こされる肩関節の過負荷や損傷によって生じる疾患です。野球やソフトボールなどの投球競技を行う選手によく見られます。投球時には肩関節に大きな力が加わり、そのため肩関節周囲の組織に負担がかかります。長期間の過負荷や不適切な投球フォームは、肩関節の炎症や損傷を引き起こし、野球肩を発症する原因となります。

 

野球肩の症状

● 肩の痛み: 投球後や投球中に肩に痛みを感じることがあります。特に投球動作時や球速を上げる際に痛みが増すことがあります。

● 肩関節の可動域の制限: 肩の可動域が制限され、特に外旋(肩を外に回す動作)や内旋(肩を内に回す動作)が困難になることがあります。

● 炎症や腫れ: 肩関節周囲の軟部組織に炎症が生じ、腫れや赤みが現れることがあります。

● 肩の安定性の低下: 肩の安定性が低下し、投球動作中に肩が不安定に感じられることがあります。

 

野球肩と西洋医学

野球肩の診断は、身体検査、画像検査(X線、MRI)、投球動作の詳細な評価などを通じて行われます。治療法には、保存的治療(安静、物理療法、ストレッチ、炎症を抑える薬)、手術的治療(肩関節の損傷や異常を修復する手術)などがあります。治療法は、症状の程度や患者の年齢、スポーツ活動の継続性に応じて選択されます。

 

野球肩の鍼灸治療

野球肩の鍼灸治療は、肩の痛みや炎症の軽減、筋肉の緊張の緩和、肩関節の可動域の改善を目的として行われます。鍼灸師は、特定のツボに鍼を刺して痛みを緩和し、筋肉の緊張をほぐし、血液循環を促進することがあります。また、灸を用いて肩周囲の筋肉を温め、リラックスさせることができます。

 

お気軽にご相談ください

当院では、野球肩の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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