子宮下垂

子宮下垂

子宮下垂とは?

子宮下垂は、子宮やその他の骨盤臓器が骨盤底の筋肉や組織の弱点によって腟内に下垂する状態を指します。この状態は、骨盤底の筋肉や組織の弱体化、出産、加齢などが原因で起こることがあります。子宮下垂は女性の骨盤底のサポートが不十分な状態であり、腟から子宮や他の臓器が下がることで症状が引き起こされます。

 

子宮下垂の症状

● 腟内のプロラプス(腟から子宮や他の臓器が突出すること)

● 腹部の重みや圧迫感

● 腰痛や骨盤痛

● 尿失禁や排尿障害

● 性交時の不快感や疼痛

● 生殖器からの異常な出血

● 下腹部の圧痛

● 排便障害や便秘

 

子宮下垂と西洋医学

西洋医学において、子宮下垂の治療法は、軽度から中等度の場合は骨盤底筋群の強化や運動療法、ペッサリー(挿入物)の使用、生活習慣の改善などが試みられます。軽度から中程度の子宮下垂の場合、ペッサリーは子宮を支えるための装置として用いられます。手術は重度の場合に行われ、子宮固定術や子宮全摘術などが行われることがあります。

 

子宮下垂の鍼灸治療

鍼灸治療においては、子宮下垂の症状に応じて経絡や経穴にアプローチし、血液や気の流れを整えることが試みられます。具体的な治療法としては、足三里(ST36)、関元(CV4)、太冲(KI1)などの経穴刺激や、お灸(きゅう)治療が行われることがあります。また、体のバランスを整えるための食事療法や生活習慣の改善も重要視されます。

 

お気軽にご相談ください

当院では、子宮下垂の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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