胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群は、頸部から腕にかけての神経や血管が圧迫されることで引き起こされる疾患です。胸郭出口は、首の根元から肩の下にかけての領域で、動脈、静脈、神経が通っています。この領域が狭くなったり、神経や血管が圧迫されると、様々な症状が現れます。

 

胸郭出口症候群の症状

● 腕や手のしびれや痛み

● 腕の筋力低下

● 肩や首の痛み

● 指先の冷えや色が変わることがある

● 肩から腕にかけての腫れ

● 肩甲骨周辺の痛みや圧迫感

● しばしば片側のみに症状が現れる

 

胸郭出口症候群と西洋医学

胸郭出口症候群の診断には、患者の症状や身体検査、画像検査(X線、MRI、CTなど)が行われます。治療法には、物理療法、薬物療法、神経ブロック注射、手術などがあります。物理療法では、姿勢の改善やストレッチング、筋力トレーニングが行われることがあります。薬物療法では、炎症を抑える薬や疼痛を緩和する薬が使用される場合があります。重症の場合や保守的治療が効果がない場合には、手術が選択されることもあります。

 

胸郭出口症候群の鍼灸治療

鍼灸治療は、胸郭出口症候群の症状の緩和や改善を目指す補完的な治療法として利用されます。鍼や灸を用いて、筋肉の緊張を緩和し、血液循環を促進することで神経や血管の圧迫を緩和し、症状の改善を図ります。また、鍼灸治療は痛みの管理やストレスの軽減にも効果があります。

 

お気軽にご相談ください

当院では、胸郭出口症候群の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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