眼球振盪(眼振)
目のまわりだけでなく、首肩の緊張や全身の状態も確認しながら施術を行っています。

眼球振盪(眼振)とは?
眼球振盪(眼振・がんしん)は、自分の意思とは関係なく、眼球が細かく揺れ動いてしまう状態です。目が左右または上下に、リズミカルに動くことが多く、ものが揺れて見えたり、見えづらさを感じたりすることがあります。
眼振は大きく、生まれつき、または乳幼児期からみられる「先天性眼振」と、病気やけがなどがきっかけで後から生じる「後天性眼振」に分けられます。特に、これまでなかった眼振が急にあらわれた場合は、内耳や脳、神経に原因が隠れていることがあるため、まず医療機関での検査が大切です。
このページは、次のような方に向けて書いています。
・病院で検査を受けたが、揺れる感じやふらつきが残っている
・めまいや見えづらさが続いて不安がある
・眼振に加えて、首肩のこりや疲れ、睡眠の不調も気になっている
・病院の治療と並行してできることを探している
急にあらわれた眼振は、まず医療機関へ
これまでなかった眼振が急に生じ、次のような症状をともなう場合は、脳や神経の病気が原因のこともあります。鍼灸より先に、医療機関(眼科・脳神経内科など)を受診してください。
・強いめまい、吐き気をともなう
・ものが二重に見える、視野が欠ける
・ろれつが回らない、手足のしびれや力が入らない
・激しい頭痛をともなう
・歩きにくい、まっすぐ立てない
これらがなく、すでに検査を受けたうえで、揺れる感じやふらつき、疲れなどが続いている方は、当院での併用のご相談も承っています。
眼球振盪(眼振)の症状
● 眼球の揺れ:眼球が左右・上下・回転するように、細かく規則的に動きます。
● ものが揺れて見える:視界が安定せず、文字が読みにくい、対象を見つめにくいと感じることがあります(動揺視)。
● 見えづらさ・視力低下:視線が定まりにくく、見えにくさを感じることがあります。
● めまい・ふらつき:眼球の動きにともない、めまいやバランスの悪さを感じることがあります。
● 頭を傾ける姿勢:揺れが少なく見やすい向きを探して、自然と頭を傾ける姿勢になることがあります。
日常生活で困りやすいこと
「文字や画面が見づらく疲れる」「人と目を合わせるのが気になる」「ふらつきで外出に不安がある」など、見えにくさとめまいの両面が、生活の質に影響することがあります。
眼球振盪(眼振)と西洋医学
主な原因
先天性のもののほか、内耳(前庭)の異常、脳や小脳・神経の病気、薬剤の影響などが考えられます。原因によって対応が大きく異なります。
診断・検査
眼科や脳神経内科で、眼球運動の観察、視力・視野の検査、平衡機能検査、必要に応じて頭部MRIなどにより、原因や危険な病気の有無を確認します。
主な治療
原因に応じた治療が基本となります。症状をやわらげるための薬物療法、プリズム眼鏡などによる見え方の補助、原因疾患がある場合はその治療などが行われます。
病院での検査は、原因を見極めるうえで大切です。当院は病院での治療と対立するものではなく、それを補う選択肢として鍼灸をご提案しています。
眼球振盪(眼振)の鍼灸治療
検査を受けて、大きな病気ではないと確認されても、揺れる感じやふらつき、目の疲れ、肩や首のこりが続き、対応に迷われる方は少なくありません。
鍼灸は、眼振そのものを治すことを目的とするものではありません。当院では、目のまわりや首肩の血流・筋緊張、自律神経の状態、睡眠といった全身のコンディションを整えることを目的としたケアとして、鍼灸をご提案しています。
眼振にともなうめまいや見えづらさの背景には、首肩の強い緊張、眼精疲労、自律神経の乱れなどが重なっていることがあります。目の症状だけを切り離さず、全身の状態も含めて確認しながら施術を行っています。医療機関での検査・治療と並行してご相談いただくことも可能です。
当院での相談・施術の流れ
1. 初回のヒアリング
いつから、どんな時に揺れやめまいを感じるか。病院での診断・検査の内容、服薬状況。あわせて、目の疲れ、首肩の状態、睡眠、ストレスなどをうかがいます。
2. お身体の状態の確認と施術方針のご説明
目のまわりや首肩の緊張、全身の状態を確認したうえで、施術の方針と通院の目安をご説明します。
3. 通院のペース
症状や経過によって異なります。現在の状態をふまえてご提案します。
4. 期待される効果について
症状の程度や原因、経過期間によって変化のあらわれ方は異なり、改善を保証するものではありません。数回受けても変化が見られない場合は、その旨を率直にお伝えします。
よくあるご質問
Q. 眼振について相談できますか?
A. はい、揺れる感じや見えづらさ、めまいなどのお悩みに対応しています。ただし、急にあらわれた眼振や強いめまい・頭痛をともなう場合は、まず医療機関を受診してください。
Q. 病院で検査を受けたあとでも相談できますか?
A. はい、医療機関での検査や治療と並行してご相談いただけます。
Q. 目の疲れや首肩のこりも一緒にみてもらえますか?
A. はい、目のまわりや首肩の緊張、全身状態もふまえて施術を行います。
Q. 先天性の眼振でも相談できますか?
A. はい。見えづらさにともなう目の疲れや肩こり、めまい感など、周辺の不調のご相談を承っています。まずは状態をうかがったうえでご説明します。
お気軽にご相談ください
当院では、目の揺れやふらつき、目の疲れ、首肩の緊張などのお悩みについて、お身体全体の状態を確認しながら施術内容をご提案しています。
医療機関での検査や治療を受けている方も、お身体の状態に合わせて施術を行っています。
気になる症状が続いている方は、まずはご相談ください。
▶ このような方は一度ご相談ください
検査を受けたが揺れる感じが残る/めまいや目の疲れが続く/首肩のこりも一緒に気になる/病院と並行してできることを探している
※急にあらわれた眼振や、上記「まず医療機関へ」の症状がある場合は、先に医療機関を受診してください。
目・めまい・関連する症状のページ
めまい・バランスが気になる方へ:めまい(眩暈)/メニエール病/遅発性内リンパ水腫
本ページの参考情報について
本ページのうち、眼振の症状・原因・検査・治療に関する一般的な医学情報は、以下の公的機関・医学会等の情報を参考に作成しています。鍼灸に関する記述は当院の考え方によるものであり、出典に基づくものではありません。診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください。
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