慢性副鼻腔炎とは？

慢性副鼻腔炎は、副鼻腔が長期間にわたって炎症を起こしている状態を指します。副鼻腔は顔面の骨の中にあり、鼻の両側にある空洞で、鼻の中の空気を加温・加湿し、浄化する役割を果たしています。しかし、感染やアレルギー反応によって副鼻腔の粘膜が腫れや炎症を起こすと、慢性的な副鼻腔炎が発症します。

慢性副鼻腔炎の症状

● 鼻づまりや鼻詰まり感

● 鼻水や粘液の過剰な分泌

● 顔面の圧迫感や痛み

● 頭痛や歯の痛み

● 嗅覚の低下や味覚の変化

● 喉の痛みや咳

● 疲労感や倦怠感

慢性副鼻腔炎と西洋医学

慢性副鼻腔炎の治療には、炎症の原因に応じた薬物療法や手術が行われます。抗生物質や抗ヒスタミン薬、ステロイド剤などが処方され、炎症の軽減や症状の緩和を目指します。また、副鼻腔ドレナージ手術やポリープ摘出手術などが行われる場合もあります。対症療法として、加湿器や鼻洗浄、温湿布などが用いられ、症状の緩和に役立ちます。治療が効果的でない場合や再発する場合は、定期的なフォローアップが必要です。

慢性副鼻腔炎の鍼灸治療

慢性副鼻腔炎の鍼灸治療では、体内のエネルギーの流れを調整し、免疫力を高めることで炎症を和らげることを目指します。鍼を用いて副鼻腔周囲のツボや経絡を刺激し、血液循環を促進することで、副鼻腔の炎症を軽減します。また、全身のバランスを整えることで、アレルギー反応や感染を抑制し、再発を防ぐ効果も期待されます。

お気軽にご相談ください

当院では、慢性副鼻腔炎の患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。