酒さとは？

酒さ（しゅさ）は、顔面に発疹や紅斑が現れ、慢性的な皮膚炎を引き起こす疾患です。主に中年以降の成人に見られますが、若年層でも発症することがあります。鼻の周りや頬、額などに赤みや炎症が現れ、皮膚が荒れやひりひり感を伴うことがあります。日光やアルコールの摂取、ストレスなどが誘因とされることもあります。

酒さの症状

● 顔面の中心部に赤い発疹や紅斑が現れる

● 炎症が強く、かゆみやひりひり感を伴うことがある

● 皮膚が荒れ、ひび割れや皮がむけることがある

● 酒さ病の進行により、目の周りや鼻の周囲に膿疱ができることがある

酒さと西洋医学

酒さの主な原因は、遺伝的要因や環境要因、特に血管の拡張に関与する要因が挙げられます。アルコール摂取や日光によって血管が拡張し、炎症が生じます。また、酒さには皮脂腺の過剰な活動やアブノーマルな免疫反応も関与していると考えられています。治療法としては、皮膚科医による局所的なステロイド剤や抗生物質の使用、炎症を抑える薬剤、UV照射療法、レーザー治療などが行われます。

酒さの鍼灸治療

鍼灸治療では、体内の気や血液の循環を促進し、免疫力を高めることで皮膚の状態を改善することが期待されます。特に、局所的な皮膚の血行を改善し、炎症を抑えるツボや経絡を刺激することで症状の緩和が図られます。また、鍼灸治療は副作用が少なく、継続的なケアに適しています。

お気軽にご相談ください

当院では、酒さの患者さまの症状や状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。鍼灸治療を含むさまざまなアプローチを用いて、患者さまの症状の緩和や生活の質の向上に努めます。専門的な知識と経験豊富なスタッフが、患者さまの健康をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。